ようやく最後の目的地の” 辻堂 ” に到着した。
南口と北口の改札があった。
当然、海を目指すので南口へ…
駅も20年前とは大きく様変わりしていた。
「大きい駅になったなぁ～」と、20年の歳月に感慨に耽ってみた。
昔の記憶ではこの道を南下すれば直ぐにサーファー通りに出るハズ。
駅前を抜けると広い気持ちいい空間が広がってきた。
辻堂という街の位置付けは『湘南のベッドタウン』なのだ。
江ノ電沿いの海街とは違う、さらに垢抜けたセレブなエリアだ。
道は広く樹木🌳🌳も多い。
途中で湘南工科大付属高校の可愛いJKがうようよ下校してきている。
JKの海だ！💓😍💓溺れたい…(笑)
気づいたんだけど、彼女達の制服のスカートがやたらと短い…
でも、無理に短くした感じはなく健康的で眩しく、爽やかだ！✨贔屓目だ(笑)
神奈川県下のJKの制服のスカートの丈が短いのは有名らしい。
証拠として彼女達の後ろ姿の写真📷を撮りたかったけどスケバンに見つかってオヤジ狩りに遇うのも怖いので断念した(笑)
しかし、10分以上歩いても一向にサーフSHOPが現れない。
何でや？？途中で大きな交差点に出た。
どうやら一本、筋を間違えたみたいだ。
辻堂の駅から真っ直ぐの道を選んだけど、左の🚌が往来する道を行かなければならなかったのだ。
まぁ、とにかく辻堂海浜公園まではこのまま南下してみよう。
このエリアはまるでカリフォルニア🌴🌴のように風光明媚だ✨
燦々と太陽光が注ぎ、涼やかな風がそよぐ…
街は綺麗に区画整理がされていて緑も豊かだ。
街路樹にはパームツリー🌴🌴がよく似合う。
海に近いＴ字路に出た。
海🌊が近いのは勘で解る！
その先がだだっ広い海浜公園だ。
公園を抜けて海に出るのも目的とズレるので俺は左に曲がった。
県道には歩く人もいない。
ボッチ感がさらに高まる🚶♂️…
住所の表示を見たら” 辻堂西海岸 “と書いてあった。
やっぱり💨俺が歩きたかったのは東海岸だ。
10分程、歩いたら車両の多い道路に出た。
でも、サーフショップがない。
一体、サーファー通り(昭和通り)はどこやねん💦
迷ってる時間ないねんて！
喉が渇いたのでセブンイレブンでコーラを買った。”Let’s Coke！”腰に手を添えて…
女子店員に「サーファー通りって何処なの？」「マーボロイヤルの店はどこ？」
と、聞くと女子店員が「この前の通りがサーファー通りで、マーボロイヤルは隣ですよ」と言ってきた。
「エッ⁉️嘘やん！マジで？？」
実は俺が歩いていたのがそのサーファー通りだったのだ。
20数年前は辻堂海岸から直ぐに『プラウドメアリー』『ローカルモーションK .T 』『Aloha 』等通りには軒並みサーフショップがあった。
それが今ではレジェンドの小室 正則氏の『マーボ･ロイヤル･ハワイ』とあと数軒しかショップは無くなっていたのだ。
あまりの衰退振りに愕然とした。
日本中でサーフショップが消えていたのだ。
神戸や大阪でも多くのショップがなくなってしまった。
この辻堂だけはそんなことはないだろう…と思い、遥々ここまでやって来たのに…
その昔、ロン毛の真っ黒に日焼けしたサーファーが闊歩してた通りには普通の人が歩き、ボードを積んだバンに変わってプリウスが走っている…
そんな何の変哲もない通りと化していたのだ。
あんなに輝いていたストリート✨やったのに…
今でも存続しているのは有名所では『GODDES辻堂店』位だった。
ロングボードのブームは30年位前に湘南から始まり、俺は一念発起！(一物勃起じゃない)してサラリーマンを辞めてロングボードショップをやることに決めたのだ。
そこで湘南にある全てのショップを巡りイメージを構築し、” DAY BREAK SURF “を開いたのだ。
ここ辻堂の各ショップがお手本だった。
取引先も3～4社あった。
それが今では飲食店や不動産店に変貌していたのだ。
とても残念だ！(ToT)
もうここに居ても仕方がない。
俺は、歩かずに辻堂の駅まで『辻堂東海岸』のバス停から🚌に乗ることにした。
もう、今後ここに来ることはおそらくないだろう…
何かとても寂しかった…
世の中に変わらないものなんてないのはわかっている。
でも、変わらないでいて欲しいものもある！
それは自分の郷愁を満たすだけのものかも知れない…
単なる俺のエゴイズムだ。
それでも、そこに行けば必ずある！
彼がいてくれる！
そんな確かなものが存在していて欲しかった…
あと、もうほんの少しだけ…
” Good-bye so long Thujido…”
つづく
https://youtu.b…
https://youtu.b…