🎦駅Stationを観てから、今更ながら他の健さんものを観たくなった。あまりにも遅すぎる、おいらの健さんブーム❇️(*ノω・*)テヘ!
『あにき』は1977年10月7日から1977年12月30日まで金曜ドラマの枠で放送されたTBSの連続テレビドラマ。連続ドラマでの主演作は本作が最初で最後。高倉健のドラマ初主演作品。
健さん46歳の時。舞台は東京の下町・人形町界隈。病気で婚期を逃した妹を嫁がせようと苦心する兄と、周囲の人々との心の触れ合いを描く。

脚本は倉本聰による書き下ろし。高倉が演じるのは、代々続く“鳶職”の組頭・栄次。その妹・かい役には大原麗子が扮する。ほか、秋吉久美子、田中邦衛、倍賞千恵子ら豪華キャストが集結。
妹を思う兄の曲折した心情や行動、兄妹が暮らす家に突然やってきた現代っ娘・恵子(秋吉)との出会いなどを軸にストーリーは展開する。高倉健自ら「思い入れのある作品」と語る人情ドラマ。
倉本聰✖️高倉健は、最高のタッグだと思った。このドラマの、キャストを見て欲しい。

TVドラマの『あにき』のキャストの中で駅Stationにも出ていた俳優は、もちろん主演の高倉健、倍賞千恵子、田中邦衛、大滝秀治、小林稔侍達他…倉本聰は健さんやこの俳優たちがお気に入りなのだろう。
驚いたのは、🎦駅Stationのヒロイン、倍賞千恵子)が、ここでも桐子という名前で出ていた事だ。そして、同じシーンがあったことに驚いた(☉。☉)!飲み屋の女将と客、というシチュエーションだ。このドラマが1977年で、駅Stationが1981年だから、『あにき』のほうが早いのか🤔…
31歳の大原麗子と25歳の秋吉久美子がとても可愛い!🤩大原麗子が草刈正雄の大ファン❣️という設定も面白い。

日本のTVドラマ史上、最高のドラマは『北の国から』だ。その主役の田中邦衛と、大滝秀治が倉本聰の一番のお気に入りなんだろう。確かにこの2人の演技力は言うまでもなく超一流だからね。
『北の国から』の清吉じいさん(大滝秀治)の鬼気迫る演技に度肝を抜かれた!༼⁰o⁰;༽
おいらは数年前にすべてYoutubeで観た。
話を『あにき』に戻そう。健さんは、あまりにも存在感がデカすぎて、TVサイズには収まりきれないオーラがある!このドラマは、まだ5話までしか観てないが、思わず健さんのリアクションや台詞に笑ってしまうシーンが多くあって、ニヒルな健さんではない素顔が観れる。🤠
第4話で、健さんが岡村家の2階で、お化け(お化けではないのだけれど)を見て、叫ぶ所で声を出して笑ってしまった!🤣可愛い!🤗と思った。なかなか観れない健さんがビビった表情やからね。🤣
同じく第4話で、高倉健が喫茶店で『コーシー』と言って、オーダーしたのに思わず笑ってしまった。🤣 渋い顔して『コーシーて!』🤣映画ではなかなか観ることの出来ない健さんのお茶目な姿がこのドラマでは随所に観られる。
衣装提供が”Oxford”なので、健さんが色違いで着ている、スイング・トップはOxford製なんだろう。よく似合ってる。
おいらはこのドラマを観て凄いことに気付いた!(☉。☉)!倉本聰がキャスティングしているとしたら、高倉健の中にショーケンをすでに見ていたのではないかと…(☉。☉)!シャイで、寡黙で、不器用で、腰が低くて控えめだが、怒ると手に負えない!でも、人情深い…そんなキャラが『前略おふくろ様』での、サブ(ショーケン)と『あにき』の栄次(高倉健)と、雰囲気がよく似ている。


『前略おふくろ様』の脚本も倉本聰。舞台は同じく東京の下町の深川。『あにき』は人形町。『あにき』では、栄二は鳶職の頭。『前略おふくろ様』での室田日出男や川谷拓三も鳶職。同じ下町のてやんでい!のガテン系の男だらけだ。料亭『分田上』や『川波』の料理人として働くサブ(ショーケン)に関わる鳶職の男どもだ。
倉本聰は下町の喧嘩っ早いが不器用で、情に脆いガテン系の男が好きなんだろう。そういう男って、人間臭いもんね!
そして、おそらく倉本聰はショーケンの中に、高倉健を観たのだろう。おいらも『前略おふくろ様』のコラムの中でこう書いている。
❝倉本聰は、「演技力と器用さで、ショーケンはある種の天才だった」と、述懐している。おいらもそう思う。憑依体質なのかもしれない。特に、喋らない時の演技の感情表現が凄い!高倉健に次ぐかもししれない…❞
❝今日の1曲🎶前略おふくろ様主題曲♬🎙萩原健一❞でググってみて下さい。
倉本聰は、ショーケンが、高倉健の資質を備えているのを見いだして、『傷だらけの天使』と、真逆のキャラでショーケンを料理人サブとして配役したのだ。
『前略おふくろ様』

放送期間:第1シリーズが1975年10月17日〜1976年4月9日。第2シリーズが1976年10月15日〜1977年4月1日
『あにき』

放送期間:1977年10月7日から1977年12月30日


今、「あにき」主題歌を聴いて初めて気付いたんだけど、このメロディって竹内まりや「駅」を連想しました
こちらの方が駅より先の曲だけど
さすがや!サビね。俺も、そう思って書こうかと思ったくらい(・∀・)
まりや様、『あにき』観てたんちゃうか?(笑)