映画『TOKYOタクシー』は、名匠・山田洋次監督の91本目の監督作として、2025年11月21日に公開された映画。おいらは直ぐに観に行った。
【あらすじ】
仕事に追われるタクシー運転手・宇佐 美浩二(木村拓哉)が、人生の終活に向かう85歳のマダム・高野すみれ(倍賞千恵子)を柴又から葉山まで送ることになる。
すみれの希望で都内を巡る1日の旅の中で、彼女の壮絶な過去が語られ、2人の人生が交錯していく。
《主なキャスト》
高野すみれ(倍賞千恵子)
宇佐美浩二(木村拓哉)
若き日のすみれ(蒼井優)
小川(迫田孝也)
宇佐美薫(優香)
おいらも高齢の御婦人と仲良くなった経験がある。ちょうどこの高野すみれ(倍賞千恵子)と宇佐美浩二(木村拓哉)の年齢差があった頃だ。おいらは大手食品スーパーのナイト🌃マネージャーという立場で、相手はTさんというおばあちゃん👵ちょうどおかんと同い年だった。おかんと同い年には見えなかった。姿勢が悪いからどうしてもおばあちゃん👵に見えてしまう。
スーパーの近くのマンションにお独りで暮らされていた。毎日買い物にやって来る。首が曲がっていて下の向きながらカートを押している。おいらが「痛いやろけどちゃんと前向いて歩かないと危ないよ」とよく言っていた。たぶん首を上げたら痛い💥んやろなぁ〜🥴 でも、おいらと目が合ったら慌ててちゃんと首を上げてカートを押したりしていた。可愛い人だった。
聞いたとこによると、昔は大きな病院の看護師長をやっていて、高野山にも精通している方だった。
いつもおいらはおばあちゃん👵を見つけると駆け寄ってお喋りをするのが習慣だった。おばあちゃん👵の誕生日12/23にはハリス・ツィードの可愛い小物入れをプレゼントした。

そしたらことのほか喜ばれてお友達には「彼氏に貰ったのよ!って、友達に自慢してるんよ!」とイタズラっ子っぽい顔で微笑んでいたとても可愛らしいおばあちゃん👵だった。


おいらはいつも、神戸名物の『春夏秋冬』の2斤の食パン🍞を何本もいただいたり、バレンタイン♥️デイには、GODIVAのチョコが自宅に2ケースも送りられてきたり、「ちょっと人にお礼にビールを贈りたいんだけど、あんたはどれがいいと思う?」と聞いてきて、おいらが「スーパドライがいいと思うよ」と教えるとそれがおいらの自宅に2ケースも届いたり、とにかくおいらには、ホントよくしてくれたおばあちゃん👵だった。
独りでスーパーの🚻近くの椅子にに座って弁当を食べていたりして、「こんなとこでご飯食べても美味しないでしょ?」と声をかけ、横で座って付き合ってあげたり、仲良くさせてもらった。おいらとおばあちゃん👵の関係は店でも有名になり、店の店長までもがインカムで、「斎藤さん?おばあちゃん👵が斎藤さんを待ってますよ」と、言うくらいにまでになって、おいらの晩飯休憩が終わっておいらが店頭に降りてくるまで、じっと待っていてくれたりした。手にはおいらの大好物の納豆巻きをいくつも持っていたりした。そう言えば以前、おいらは「納豆好きやねん!」と、何気に言ったことあったからやな。🤠「おばあちゃん👵、ゴメン!飯食っちゃったよ!🥹」

もうかれこれ10年以上お会いしてないけど、もしご存命なら95歳になられている。どうかお元気でいてほしい。また会いたいなぁ〜🥹

そんなことを想い出させてくれた映画でもあった。宇佐美浩二と同じような気持ちで映画を観ていたように思う。
そしてラスト・シーンの宇佐美浩二がすみれさんが亡くなったと聞いて流した涙に胸を打たれ、もらい泣き。゚(゚´Д`゚)゚。をした。ヒーローではない木村拓哉の普通のタクシーの運転手がとても良かった。本当にこんな優しい人なんやろなぁ〜🤠と思ってしまうほど、自然な演技だった。パイロットでもピアニストでもホッケー選手でもない、庶民のキムタクもいい。

さすがは、山田洋次監督の作品だ。どこか寅さんにも似た空気感を感じるヒューマンな物語だった。何故か彼女は映画が始まってから、ずっと泣いていた(ノД`)シクシク…
派手な演出はないけど、タクシーの車窓に映る東京の風景🗼とともに、登場人物の心の痛みが運転手との会話のなかで優しくほどけていくプロセスが涙を誘う…宇佐美浩二(木村拓哉)の嫌味のないさりげない優しさが心に沁みる…( ꈍᴗꈍ)最初は無愛想でぶっきらぼうだった宇佐美が徐々にすみれさんに心を開いてゆき、寄り添ってゆく過程が実に微笑ましい…( ꈍᴗꈍ)
人に優しく誠実に生きていれば、とんでもない奇跡❇️も起こるかも知れない…

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