先方が来るまでしばらく材木座の海を見ていた。
ウインドサーファー⛵が20挺ほど海に出ていた。
俺も27才くらいから7年間、ウインドサーフィンにハマった。
サーフィンとはまた違う、風で海面を疾走する快感✨ たまらない!
相手は波ではなく風なので、兵庫県内の内海でも出来る手軽さもあるのだ。
デリカバンがパーキングに入ってきた。
ボードーのオーナーのMAX氏だった。
年齢は38歳のイケメン君。
お決まりの挨拶を交わし、雑談を交わしてボードを確認した。
500円玉位クラッシュは有るが赤のティントカラーの綺麗なボードだった。
俺のせいで受け渡しに2ヶ月も要したのでお詫び代わりに『日ノ出ソース』の1Lを渡した。
彼はとても喜んでいた。
お礼にショートボードを貰った。
湘南のショップオリジナルのオーダー物だけど、かなり年季が入った物だった。
「嫁さんに、これ邪魔!とか言われたの?」
「エ~そんなとこです。(笑)」と答えた。
断るのも悪いんで貰っておいた。
30分くらい雑談をして材木座を後にした。
これで湘南に来た目的が終わった。
今日の後は西鎌倉の妹の家に顔を出しに行くだけ。
ここからR134を江ノ島から北上したら西鎌倉だ。
ここからは約5km。
雨は小降りだけど降り続けている。
なので渋滞で有名なR134も珍しく空いている。
あっという間に家の近所まで来た。
住宅街なので車を停めるパーキングがない。
とりあえずは家の前に停めてエンジンを切ってインターホーンを鳴らした。
インターホンは2つ並んでいて間違ってお義母さんのいる方を鳴らしてしまった。
お義母さんが出て来た。
お義母さんは口に手を当てたとても分かりやすい驚き!のリアクションをとっていた(笑)
妹は俺が来ることを伝えていなかったみたいだ。
そら、ビックリするわ!
車を下のやや広い道に路駐して家に入った。
路駐なんで長居は出来ない。
でも、そそくさと帰るのも失礼…
二世帯住宅の妹の二階で少し話をしてお義母さんのいる下の部屋に降りて「のど乾いたんで冷たい飲み物下さい」と言ってみた。
お義母さんは美味しいアイスコーヒーを出してくれた。
お土産のフロインドリーブのクッキーを渡した。
他愛のない話を30分位して妹と遅いランチを食いに行くことにした。
嫁姑の仲もあまり良くないらしいのでお義母さんに「気の強い妹ですけどよろしくお願いします!仲良く喧嘩してね!(笑)」と伝えて家を後にした。
お義母さんは笑っていた。
ランチは滑川のクアアイナ鎌倉店にした。
パンケーキとクラブサンドイッチを妹に奢って貰った。
生まれて初めて奢ってもらった♪
店内はそこそこ客がいた。
色々と話をしていたらすでに18時を過ぎていた。
チェックインは18時を予定していたのでそろそろだ。
妹を送って、ここからモノレールの大船駅までは4.7km 。
まさに駅前のホテルだった。
大船、鎌倉、江ノ島は半径5km圏内で行けるのだ。
家から七里ヶ浜のクアアイナまでの道中、鎌倉山を走ったけど、まるで六麓荘街を走ってるような、著名な作家の邸宅や瀟洒な家が多くあった。
美味しくはないらしいけどべらぼうに料金の高い蕎麦屋とか…(笑)
この界隈は夏の夕方に走ると風情があっていい。
雨が止んだ。
すると、それを待ってました!とばかりに数匹の蜩が一斉に「カナカナカナ…♪」と鳴き出した。
俺には「カネカネカネ…」と聞こえた。
お金持ちでないとここ、鎌倉山には住めんからね!と、言われているみたいだった。
つづく…
-PS-
雨上がりの湘南の夕方にはこんなインストゥルメンタル・サウンド♪がよく似合う。
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