やはり気になって『ふぞろいの林檎たち』を観ることにした。
40年前のドラマだから、大雑把にしか内容は覚えていない。
岩田健一(時任三郎)が水野陽子(手塚理美)と付き合ってるとか、実(柳沢慎吾)がアヤコと嫌々付き合ってるとか、仲手川(中井貴一)が晴江(石原真理子)と微妙な関係にある…とかは断片的に覚えている。
でも、岩田が陽子に言い放ったある言葉だけは今でもハッキリ!覚えている。
しかし、仲手川(中井貴一)を見てると、日本代表の鎌田大地を思い出しちゃって!(笑)
若い中井貴一に、鎌田はちょっと似てるのかも知れない。
登場人物が恋愛や就職などに全力でぶつかっていく不器用さが、今観ると微笑ましくもあり、羨ましくもあり…恥ずかしくもある。(/// ^///)
だって”青春は小っ恥ずかしい”ものだと思うから…
煩さくて、強がりで、モロに凹んで、バタバタ慌てて、自分勝手で、知ったかぶりで、自分の気持ちと裏腹な事を言ったり、物事を一元的にしか見れなかったり…と、青春はみっともないものだからだ。(/ω\*)
そんな全力少年ばかりの中で異彩✨を放っていたのが、風俗で働いている夏恵(高橋ひとみ)の同棲相手の本田修一(国広富之)の脱力青年振り(笑)
東大出身のインテリの役柄で、常に冷静で感情を表に出さない冷徹な役柄は逆によく目立った!
そんなキャラは、後の同じTBSの金曜ドラマの『ずっとあなたが好きだった』の冬彦さん(佐野史郎)のキャラに繋がったのか…どちらもサザンオールスターズの主題歌だったしね。
ちょっと気になって調べてみたら『ずっとあなたが好きだった』の脚本は君塚良一氏。
君塚良一と言えばこれもサザンオールスターズまみれの人気ドラマ『季節はずれの海岸物語』を書いている。
なんらかの関係性が見えてきた。
ちなみに『ずっとあなたが好きだった』の布施博は、『ふぞろいの林檎たち』に不良の取り巻きでほんの端役で出ていた。
季節はずれ海岸物語
1980~1990年代はトレンディドラマの名作が目白押しだった。
『ふぞろいの林檎たち』『ずっとあなたが好きだった『季節はずれの海岸物語』』これらの人気ドラマの主題歌や挿入歌は全てサザンオールスターズの楽曲♬♡だった。
サザンオールスターズの主題歌のドラマはヒット‼️のファスト・パスだったのかも知れないね。
ちなみに『ふぞろいの林檎🍎』とは、社会が求めるような規格に当てはまらない落ちこぼれの登場人物たちを指す。
1983年から1997年にかけて放送され、パートIVまでシリーズ化された。
パートⅣまであったのを俺は知らなかった。
14年間も続いていた長いドラマだったんやね。
原作・脚本は、山田太一
主題歌はサザンオールスターズの”いとしのエリー” 挿入歌もサザンの多くのナンバーが使われていたので感情移入し易いのだ。
「違うんだ!そうじゃないんだ!」と、当時は仲手川の真似をよくしてた事を思い出した💡(笑)
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山田太一が好きなので、「ふぞろいの林檎たち」はずっと見ていました。タイプでいうと saichinは時任三郎、私は国広富之ですかね?
「噂の刑事トミーとマツ」が流行ってた頃、そう言われたことがありました。
松崎しげる似のsaichinとは良いバディになれるかもしれませんね。
俺も”マツ”と、一時呼ばれてた時があったわ。
確かに、君もトミーの雰囲気はあるかもね。
番組は良い意味での古さや当時の懐かしさを感じるのに、30年以上経ってもサザンの曲は全く色褪せてないですね
ビートルズやストーンズに通じます
色褪せない理由に、わりと頻頻に耳にする…からかもしれませんね。
少年時代の友達も、ちょくちょく会ってると色褪せないのと同じかも知れません。
それと、強烈なインパクトを受けた曲だからかも知れません。