《大興奮‼️🤩WBC2023🥎を終えて》
こんなに楽しかった2週間はかつてなかったかも知れない。サッーカー⚽ワールド・カップ以上に楽しんだ。それはベースボール(野球)はサッカーと違って出場選手全員がヒーローななれるスポーツだからだ。そして1点1点を全員で積み上げていく繋ぎのスボーツだからだ。勝利を掴むためにこのWBCの1次リーグは4時間超えの試合もあった。日本の攻撃が止まなかったからである。サッカーは瞬時の個人の閃き!💡がゴールに繋がるが、野球は攻撃の時は、打順が自分に回ってくるまでにかなり待ちの時間があるので、各々色々と「あーしよう、こーしよう」と、考えることもできるし、仲間のの応援も出来る。そこが大きくサッカーと違う所だ。そこでチーム内のコミュニケーションが取れるだけにチームとしての結束も固くなりやすいのだ。
今回の侍ジャパンのチーム仲はとても良かった。メジャーリーガーのヌートバー(カージナルス)がいち早くチームに馴染めたのは栗山監督の粋な計らいによる”たっちゃんTシャツ“を作って選手全員に着させヌートバーを迎え入れた事!ヌートバーはさぞかし嬉しかっだろう。そんな気を遣える栗山監督が素晴らしい。
それと今回の侍ジャパンが堅固なワン・チー厶になれたのは、”二人のリーダー”がいたことだ。メジャーから参加したダルビッシュ有と大谷翔平の存在だ。精神面で大きな存在になったのはダルビッシュ有だ。チームに4人いるメジャーリーガーで唯一、2月の強化合宿から参加。ダルビッシュ有の、並々ならぬ今回の大会の思い入れが強いと感じた。自分の立ち位置を明確に認識し、己の成すべき事を認識していたのだろう。チームのキャプテンとして、若き侍ジャパンを引っ張って行こう!という決意の元、強化合宿からの参加を決めたのだろう。何より栗山監督が心強かっただろう。メジャーを知り尽くす男が若き侍達のアドバイザーになってくれるのだから。🤓いわゆるプレイング・コーチャーの働きをしてくれたからね〜(☆▽☆)
強化合宿の最初の休養日3/20の自身のインスタグラムに、投手陣が笑顔で集合している写真とともに、「宇田川さんを囲む会な参加させて頂きました!宇田川さん、ご馳走様でした!」とあった。宇田川優希は弱冠24歳で、オリックス育成ドラフト3年目。日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれる[ハーフで、人見知りで周囲に話しかけることが出来ず、それを見かねたダルビッシュ有が投手陣の食事会を開き宇田川優希を中心にして記念撮影をしたのだ。「宇田川さん、ご馳走様でした!」と、書いてあったが、支払いは全員分ダルビッシュ有持ちだった。スマートな男やねぇ〜!🤓
練習中も年下の選手たちに自ら歩み寄り、変化球の握りや投げ方、トレーニングの方法を互いに教え合う雰囲気を作った。「楽しくやるのが野球で、WBCだからと言って肩に力を入れなくてもいいんだ」と、説き、若き選手たちの過度な重圧から解き放った。みんなの兄貴として、元来あまりコミュニケーションを取るのが得意な方ではなかった彼が使命感からか、みんなに話しかける事を心がけたという。特に英語が喋れるのでヌートバーは心強かっただろう。一平君もいたから安心感もあったやろね。とにかく一番疲れたのは間違いなくダルビッシュ有だろう。ご苦労さま!でした。( ╹▽╹ )
さらなる刺激をもたらしたのが3月上旬に合流した大谷翔平だった。3/4の中日ドラゴンズとの壮行試合で広いバンテリンドームの5階席へ軽々とボールを放り込み、チームメイトの度肝を抜いたのだ。吉田正尚はこう言った。「圧倒的なスーパースターだな」と。阪神タイガース戦との試合でもあの片膝ついてのバックスクリーンへのホームランとバットを折りながらのバックスクリーンへの2打席連続のホームランを打ち、チームに安心感と心強さをもたらしたことは言うまでもない。
精神面でのリーダーはダルビッシュ有。プレー面でのリーダーは大谷翔平と、役割が分担されたのが良かった。2009年はイチローがその両方を背負い、極度の不振に陥ったのが思い出される。
ダルビッシュ有がチームの錨の役目を担っていたので、大谷翔平は投打の軸となる自分のプレーに集中出来たのだと思う。この二人のリーダーの絶妙な役割分担があったからこそ、この即席チームを強いワン・チー厶にし、優勝に導いたのだ。
それと若いチーム✨なのであれこれ悩まず全力で腕を振り、バットを振り、走り、守ったのが勝因だよね。
陰には、栗山監督の”選手を信じる”という信条采配も忘れてはならない。大谷翔平もダルビッシュ有も吉田正尚も呼べたのも栗山監督の功績✨だし、何と言ってもヌートバーを呼ぶことを決めたのが最大の功績✨だったのではないだろうか🤔ペッパーミルのパフォーマンスがチームを盛り上げたし、1つにした。そして日本中にそのパフォーマンスが浸透し一体感を早々と生み出したのが大きい!チーム・アイデンティフィケーション(自己をチームと同一化・同一視する心理的状態)の早期の確立だ。
この侍ジャパン2023は、仲間への信頼と思いやりを強く感じられた爽やかなチームだったし、観ていて羨ましくなるようなドリームチームだった。それもこれも栗山監督の人情味のある采配がべースにあったのかも知れない。
本当のMVP🏆は、栗山監督かも知れない。信条は『信頼と寛容』だ。
栗山監督の采配も素晴らしかったですね。
山田哲人と牧の使い方とか、甲斐と中村の使い方とか、色々ありますが、1番感心したのはメキシコ戦の周東の使い方。
8回にランナーが出た時追いつくチャンスなので、当然、周東の出番かと思ったら、代走は仲野か誰かでした。
「なんで?」と思いましたが、その後、もうひと山あるのを予期して、周東を最後の切り札として、とっていたんですね。
上位打線への信頼感と9回が最大の山場との予測があったんでしょうが、普通の監督なら、使い切れないことも考えて、早めに周東を使っていたんではないでしょうか。
もちろん、最終回のノーアウト1塁2塁で絶不調の村上に回ってきた時も、普通の監督なら、バントさせたと思います。あそこで点が入らなかったら決勝に進むことができないから。
今回は栗山監督の読む力に感服しました。
おそらく原監督なら違った結果になっていたかもしれませんね。(良い場合のことも含んでいますよ!)
いや、原監督ならあそこはバントさせていたと思う。
勝つためには4番であれバントさせる監督だからね。
丸にも岡本にも中田翔にもさせてる。
あの芸達者な源田壮亮でもなんとかスリーバントでランナー進めたくらいだし。
村上はバントしたことないし、成功する確率は長打を打つ確率より低かった!そうなるとヒッティング1択!
そして、あそこでバントさせること、そしてそれが失敗となるともう村上はダメになってしまっていただろう。
時としてボスは、主砲やエースと心中する覚悟も必要なんよね!それがたまたま成功したのではなく、そいう筋書きが出来てたんだと思うよ。スターがもっている正のベクトル✨
そうですね。
仮に失敗した場合でも、栗山は全て自分の責任と言ったでしょう。
そういう監督だから村上も意気に感じて、結果が出せたんでしょう。
全てがプラスのベクトルで回っていましたね。
日本野球に川上、森、原と受け継がれ、流れている重苦しい雰囲気を感じさせない、信頼で結ばれている素晴らしい野球を堪能せてもらいました。