21年東京五輪金メダルの阿部詩(24=パーク24)が、2回戦で世界ランキング1位の第1シード、ケルディヨロ笑に一本負けを喫して、敗れた。連覇を逃した。2回戦敗退のため、敗者復活戦に進むことは出来ない。
敗れた直後から悔し涙を流した。畳を降りると、会場に響きわたるほどの号泣。泣き崩れ、自分で歩くことは出来なかった。。
ケルディヨロワ🇺🇿の小外刈というより、『谷落(たにおとし)』のような捨身技にも見えた。外国選手は、”隅返し”や”谷落”のような捨身技が多いのが特徴だ。おいらも高校の時に、巨漢の先輩に『谷落』で倒した事がある。隙が見えたら有効な技なのだ!この『谷落』は、捨て身の返し技の一つで、密着したらまず100%の成功率!がある。相手には、まさかそう来るとは思われない技だから『秘技!』と言ってもいいかもしれない。おいらはこの技を、必殺技としようと考えていた。しかし、先輩に「この技は使うな‼️」と言われた。何故か⁉️
返し技は、相手の技を待ってのカウンター技なので、積極的に相手を倒しに行くという姿勢が出ないからだ。現代のジャッジなら相手の技に対する返し技は、消極的な姿勢とみなされ『指導』を取られるだろう。この技は、必ず相手は倒れるけれど綺麗な柔道技ではない!柔道は堂々と立ち技で戦わなければならない。デカい奴の捨身技を掛けられたら一溜りもない。🥶ちょっと卑怯な技かもしれない。
ただ、喧嘩の時に使えば必ずマウントを取れる技でもある。倒せば仕上げは、腕ひしぎ十字固めで相手はギブアップするだろう。実用的だ。
阿部詩は、内股で『技あり』を取った。合わせ技一本‼️を期待したが、一瞬の隙を突かれて『一本‼️』を取られた。柔道は、おいらも経験者やけど、一瞬でも気を抜くと、投げられてしまう。まさか、油断はしてはいなかっただろうが、ほんの、1秒…力を抜いた瞬間!があったのかも知れない。隙が出来た時に技は飛んでくるのだ。
試合後、阿部詩は会場に響き渡るくらいの声で子供のように大声で泣きじゃくった😭会場の観客からは『UTA』コールが沸き起こった!なんて素晴らしいオーディエンスなのだろう。まるで、これまでの阿部詩の努力を分かっているかのようだった。それでも同情の声でしかないのだ。
『阿部詩よ!負ける時も稀にある!泣いても悔やみきれない気持ちだろうが、これが柔道🥋だ!そして、元オリンピック柔道チャンピオンなら、人前で号泣😭してはいけない!泣くのなら控室で独りで泣けばいい。まして、ライバルに『阿部詩は子供ジャン!😁』と、嘗められてしまうだけだぞ?
“ヤワラちゃん”こと柔道女子48キロ級の谷亮子が現役時代に語った言葉がある。「私は銀メダルが好きじゃない」その理由をたずねると金メダルは決勝、銅メダルは3位決定戦に勝利してもらえる色だが、銀だけは負けてもらうメダルだからという。勝負師らしい言葉だ。その谷も最初と2度目の五輪は銀メダルで、3度目でようやく金を手に入れた。バルセロナ大会ではフランス🇫🇷のノバックに、アトランタでは北朝鮮🇰🇵のケー・スンヒに何れも決勝で敗れた。でも、ヤワラちゃんは泣かなかった。2度のオリンピックで決勝で敗れた。3度目のシドニーで、8年目でやっと金メダル🥇に手が届いたのだ。
本当に強くリスペクトされる選手は、人前で決して泣いてはいけない。”勝利の涙”なら人に感動を与える。しかし悔し涙や悲し涙は同情でしかないんだよ。元柔道オリンピック・チャンピオンなんだから、プライドを持たなければならない。負けて人前で泣くのは、弱い選手だけだし、泣きじゃくるのは『柔の精神』に反するよ。敢えて厳しいこと言うけど、阿部詩には、現状よりも一段も二段も上の真の柔道家になってほしいからね。🤠 段位は”四段”やけどね…(*ノω・*)テヘ!
ウン!?🤔…そうなると4年後に阿部詩は六段になっているのか…🤔
でも、この経験が4年後の、ロスアンゼルスオリンピックに28歳になった無双の阿部詩を観られるだろうね。泣きじゃくる詩じゃなく、チャンピオンになって、ポロリと一筋流す涙🥲を見られると信じて止まない。(θ‿θ)
そしてきっと、一二三が、君の分までがやってくれるだろう!』阿部一二三はこれで、益々負けられなくなったのは間違いない。
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