今日の1曲🎶🌟Surfin summer🌟🎙️The Milky Way

湘南鎌倉の旅~Good-bye Summer Days その③

極上の✨シェスタ系J-AOR

稲村ヶ崎の大波をひとしきり観覧した。

そろそろ稲村ヶ崎の” 海菜寺 “に行かないと、時間には限りがある。
” 海菜寺 “のレストラン前に着くと、なんと” 懐石料理 “って書いてあった…

ドラマ『最後から二番目の…』では中井貴一とキョンキョンが軽くお茶を飲んでたテラス…
さすがにドルフィンでランチは食べた後だし、懐石なんて幾らするかもわからない。
そう易々と暖簾をくぐる訳にはいかない。
しかたなく諦めることにした。
俺としたことが調べが甘かったか…

そこで俺たちは次の店を目指すべく、R134沿いを由比が浜までそぞろ歩きで向かった。
沿道はランニングする人やチャリで行き交う人はいるけどゾロゾロ歩いている人はほとんどいない。
約20分位はかかりそうである。
右手に稲村ヶ崎と由比が浜の間のポイントにもミドルサイズの波が押し寄せてきている。
俺と利光が前を歩き、女子二人は後ろ。
その距離がどんどん広がっていく。
クーネルは足を痛めているからだ。
それなのに来てくれて本当に感謝しかない。
多美子が彼女に寄り添って歩いている。
サンセット・タイムは18時。
日没が近づいてきているが西の空は黄色い夕焼けだった。

店が見えてきた。
” ヴィーナス・カフェ”だ。
メキシコ料理のレストランBARだ。

ここは地元のサーファーで賑わう有名な店。
稲村ジェーンでも使われていたし、最後から二番目の恋では、飯島 直子が劇中でアルバイトしていたレストランでもある。
店内はアメリカンタイプのウッディな内装で、レゲエが流れていた。
久々に聴くレゲエ🇯🇲は海によく合う。
俺たちは目の前にR134が通りその向こうに波が見える窓際の席に着いた。

とりあえずは🍻ビールで乾杯!だ。
クーネルと多美子はノンアルトロピカルドリンク🍹(どんなんや⁉️)
二人とも酒はダメらしい。
利光はウィスキー🥃を頼んだ。
俺はハイボール🥃
軽い高校時代の想い出話をしながらまったりとした時間を過ごした。
ここにゆうこりんがいたら更に賑やかになっていただろう居ないのが残念だ。

サンセット🌅の海風が心地好い♪
多美子とクーネルとは何度か会った事があるので、どんな女性かは解っていた。
多美子は天然、何も知らない系(笑)
クーネルは芯をもったちょっとストイックな女性…という印象だ。
それにしても60歳を過ぎているとは到底思えない。
明日は高校から続けているバドミントン🏸の大会があるというのに来てくれている。
約束は何があっても守るという律儀タイプなんだろうな。

R134にはバリバリ💥とネオ湘南爆走族🏍🏍も時折現れ、微笑ましい。
夏、彼女、バイク…やっぱそれやろ!(笑)

時計は21時になろうとしていた。
そろそろ帰らないと各々、帰宅は0時を過ぎてしまう。
とても名残惜しいが店を出ないといけない。
そしてチェックをして店を出た。
俺と利光はホロ酔い気分。
クーネル、多美子はノンアル気分で江の電の長谷駅に向かった。
他愛のない会話をしながらノロノロと。
長谷駅はあの有名な長谷寺に行く時に降り立つ駅だ。
15分足らずで駅に着いた。
俺は隣の由比が浜の『鎌倉別邸』を鳥光の御親戚がダイヤモンドソサエティの会員で、彼の好意で取ってもらっていた。

多美子は八王子、利光は世田谷、クーネルは座間と、それぞれ帰る町が違う。
利光とクーネルは藤沢方面。
俺と多美子は鎌倉方面。
藤沢行きの電車が先に着いて二人と別れた。
別れの挨拶もそこそこに…
車内から二人は手を降ってくれて電車は駅を出ていった。
本当にありがとう!愉しかった♪

残された俺たちはホームのベンチに座り鎌倉行きの🚃を待つ。
辺りでコオロギが鳴いている夏の終わりの人気のない夜のホーム。
空気感が濃密で実にエロい!💙(笑)
阪急や阪神では決して味わえない雰囲気…
まるでドラマのワンシーンのようだった。
それでも彼女は「何でやねん!」と、色気もくそもない声を出していた。(笑)
ただ、それだけはハッキリと覚えている。(笑)

鎌倉行きの電車が入ってきた。
俺は次の由比ヶ浜の駅で降りた。
多美子は寂しげな顔をして手を振っていた。
「本当にありがとな。また会おう!」(^_-)-☆
こうして” 男女5人夏の終わりの物語🍉”は終わった。

しかしあり得ないメンバーにあり得ない場所での再会だった。
それでも同窓生という絆で結ばれ、こんな愉しい時間を共有出来たのだ。
それでも何かとても不思議な1日だった。
つづく…

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