今日の1曲❝新しい恋人達に〜海のはじまり主題歌♬❞🎙️back number
9/2 #09「夏くんの恋人へ」…今夜明かされる、弥生の秘めた想いとは…

作詞・作曲:清水依与吏 編曲:back number/小林武史

今日は❝海のはじまり❞#10がある。

この#09はキツかった…。゚(゚´Д`゚)゚。

《海のはじまり #09あらすじ》

夏(目黒蓮)は、弥生(有村架純)と海(泉谷星奈)の3人でショッピングモールに行く。「行こ!」と弥生の手を引く海。微笑みながら明るく振る舞う弥生だが、夏は弥生の表情に違和感を覚える。子供服売り場で弥生と海は、一緒に海の服を選ぶ。海が1人で試着室へ入ると、店員に「お母さんも一緒にどうぞ」と言われるが、弥生はなんと答えていいかわからず言葉に詰まってしまう。「弥生ちゃんママに見えるんだね」と笑う海に「…私がほんとにママになったら、嬉しい?」と質問する弥生。すると海は元気よく「うん!」と答える。海を南雲家に送り届けた帰り道、夏は弥生に海とのことをどうしたいか尋ねる。返事を濁す弥生に、夏は海と3人で一緒にいる時、弥生が辛そうに見えると話す。愛想笑いで誤魔化そうとする弥生。そんな弥生に夏は「別れたい?」と切り出した…それも念を押すように「別れたい?」と、もう一度…

弥生の苦渋の決断を告白された夏は、「3人が無理なら、どちらか選ばなきゃいけないなら、海ちゃんを選ぶ」と声を震わせながら答える。

正直、「海ちゃんを選ぶ」という選択には、肝心なところで相手に配慮ができない夏に苛立ちも感じてしまう。

そこでこのシチュエーションを自分に置き換えてみた。やはり決断は『海ちゃんを選ぶ』ことになるだろう。自分の娘を捨てる事は絶対に出来ない。もちろん、夏のように3人で生きてゆく提案をして、『NO!』となってこその決断だ。弥生は海の本当のお母さんに、一生嫉妬して生きてゆかなければならないから、『NO!』と、言わざるを得なかったんだろう。本当に相手を愛していたら『別れ』を選ぶ男にはなりたくない。”愛する恋人”と”愛する娘”とをのどちらかを選ぶ事に所詮、無理がある。

思えばこのドラマは、『選択』の物語だった。自分の意思で『選択』することを避けてきた優柔不断な夏が、今回は、はっきりと「選ぶ」という言葉を口にしたのだ。

誰よりもまず相手のことを第一に考えて、どっちつかずの言動に終始していた夏が、「海ちゃんを選ぶ」という発言をしたこと自体、『海のはじまり』という物語がゆっくりと時間をかけて辿り着いた1つの結末だ。

弥生は水季が書いた手紙を読む。“夏くんの恋人へ”と記されたその手紙は生前の水季が現在の夏の恋人へあてたものだった。そこには海を妊娠した時、最初は中絶しようと考えていたが“他人の言葉”に影響され自分が幸せだと思える道を選ぶことにし、夏と別れ、海を産むことにした…と綴られ、最後は“他人に優しくなりすぎず、物分かりのいい人間を演じず、ちょっとズルをしてでも自分で決めてください。どちらを選択してもそれはあなたの幸せのためです。海と夏の幸せと同じくらいあなたの幸せを願っています”と結ばれていた。これが夏と別れることを選ぶ決定打になる。弥生は、自分だけよそ者のような疎外感を、3人でいると感じながら過ごしていたのだ。今後もそんな想いを抱えながら生きてゆくことに耐えられなかったのだ。

常に海ちゃんの母親”水季”の存在にもジェラシー感じていたのだ。それは弥生にとってとてもしんどい事だろう。最終的に弥生は、「自分の幸せとは何か!?」の自問自答に答えを出したのだ。人生の岐路に立った時、世間体だとか、相手に良いように思われたい…とかの見栄は捨てて、❝自分はどうしたいのか!?❞を、真っ先に考えるべきだと思う。たった一度の自分の人生なんだから…

もし、夏が「弥生さんを選ぶ!」と言っても、弥生はつけ離すだろう。「信じられない!」となるのだ。どちらを選んでも、弥生とは別れる運命にあったのだと思う。「海ちゃんを選ぶ!」で、面目は保たれたのだ。選択のプライオリティは、真っ先に自分の事を最優先に考えるべきでなければならない。しかし、自分の実の娘を捨てる事は、絶対に出来ない!親は常に、子供を最優先に考える義務がある。子供ヘの愛情はなにを持ってしても一番なのだ。それは、夏も弥生も当然、解っているのだ。

この第9話は、『夏と弥生のはじまり』〜『夏と弥生のおわり』が描かれることで、本当の『海のはじまり』が近づいている気がする。

作詞・作曲:坂詰理紀 編曲:松下 誠
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