本命 ◎マイネルチケット(戸崎)宮徹(栗東)
前走の京王杯2歳Sは好位からしぶとく脚を伸ばして2着を確保。1ハロン短縮にも難なく対応する器用さを見せたが、主戦場はやはりマイルか。その後は暮れの2歳GⅠをパスしてここを目標に調整され、「毛ヅヤがいいし、調子もいい。楽しみな一戦です」と宮調教師。変則日程で調整が難しいなかでも、1週前の3日に坂路で自己ベストをマークするなど仕上がりは万全だ。内枠を利して制する!
対抗 ◯アルテヴェローチェ(川田)須貝(栗東)
単勝1番人気は、前走の朝日杯FSで5着だった(8)アルテヴェローチェ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)で2・9倍。鞍上は今回が初騎乗となる川田将雅騎手。2走前のサウジアラビアRCを勝ったことが評価されており、ここは巻き返しを期す一戦だ。
単穴 ▲アーリントンロウ(西村淳)松下(栗東)
小倉2歳S3着以来、4か月半ぶりの実戦になるが、休養期間中にボリュームアップした馬体を弾ませた。 「体重は増えていると思いますが成長分。前走は4コーナーで勝ち馬に離された。1200メートルでは忙しかったかな」と松下調は19年スプリンターズSを制するなどスプリント志向が強いが、母は芝1800メートルで2勝。「折り合いで苦労するタイプではない」とトレーナー。初のマイルを克服し重賞タイトルを手にする。
△レーヴブリリアント(松山)田中博(美浦)
伯母は名牝リスグラシュー レーヴブリリアントが重賞初制覇なるか⁉️
ここまで2戦1勝。昨年9月の中山の新馬(芝1600m)でデビュー勝ち。道中は中団後ろを追走。直線で外から伸びると、大外から迫るベストシーンをクビ差凌ぎ、着差以上の完勝だった。続く11月のベゴニア賞は0秒4差の4着だったが、上がり3Fはメンバー中最速タイの34秒3。決して悲観する内容ではなく、ここでの重賞チャレンジも決して無理筋ではない。
△タイセイカレント(武豊)矢作(栗東)
2走前のサウジアラビアRCで2着と好走している素質馬タイセイカレント(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)。前走の朝日杯FSの大敗は力不足ではなく、馬混みに入って不完全燃焼だっただけで悲観する内容ではない。今回は勝った中京のマイル戦。その時が自ら競馬を作って、最速の上がりでまとめたように能力は非凡。前走の着順には目を瞑り巻き返しがあっていい。鞍上は武豊騎手。
△リラエンブレム(浜中)武幸
1戦1勝で抽選を突破したリラエンブレムは、3週続けて浜中騎手がコンタクトを取った。坂路単走で4ハロン55秒7-13秒0をマーク。鞍上は「今日は単走でサッと。新馬戦の時と変わらずにきている。性能は高いが、体質が弱くてそこを考慮しながらの調整。2戦目で坂があったり、左回りなどはやってみないと分からないですね」とポイントを挙げた。
△ジーティーマン(藤岡)小西(栗東)
新たにタッグを組む藤岡佑は先週の中山金杯を制覇と勢い十分。さらに、その金杯でコンビを組んだアルナシームは同馬と同じ父モーリス×母父ディープインパクトの血統構成。待望の重賞初制覇に向けて、人馬ともいい流れが“来ている”のは何とも心強い。母オーロラエンブレム(ディープインパクト系)良血ジーティーマンが春に向け万全の反撃態勢!
❎️ウォーターガーベラ(団野)河内
未勝利勝ち後はファンタジーS13着から前走つわぶき賞が7着。「前走は1400メートルでごちゃごちゃして力を出せなかった。しまいの脚がしっかりしている。マイルなら、もっとやれていい」と力負けではないと強調した。デビュー2戦は中京マイルで2、1着。実績のある舞台でもあり、河内師は3月初週に定年引退を迎える。
❎️メイショウツヨキ(北村友)飯田(栗東)
中京新馬マイル戦勝ち上がり最速!の完勝。前走ききょうS4着(中京1400m)から巻き返しを図る,「前回は夏負け気味だったし、今は状態がいい」と反撃に期待する。京都金杯2着ウォーターリヒト(牡4、河内)の半妹。兄は昨年のシンザン記念で17番人気3着の激走を見せており、末脚自慢のきょうだいが師の花道に彩りを添える。現在12番人気は舐められ過ぎ。
❎️アクルクス(幸)池添(栗東)
最低人気も新馬戦(京都)0.3の完勝!枠良しで3着に加えたい。
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