今日の1曲🎶🌟Girl in The Box🌟🎙角松敏生

第4戦

「一矢を報いたい!」と思っても俺の嫁候補として名乗りを挙げてくれる女性を袖にする事なんてどうして出来ましょう⁉️
やはり男がフラレるのが1番いいんです。
次のお相手は灘本局郵便局長の娘さんで、彼女もNさん』だった。
いわゆる『箱入り娘~A Girl in The Box』の女性でした。
見合いされる女性は、みんな概ねそうではないでしょうか??
大事に大事に育てられてきて、町の変な虫が近寄ってこないように、厳しめの門限を与える。
(甘ーい!見合いにも変な虫がいるので~す!俺でーす!σ(゚∀゚ ))なので、恋愛なんて以ての外!結婚相手にはバックボーンの確かな男を娘に与える…
まぁ、言っちゃえば、『揺りかご~ダブルベッドまで…』
「何を言っているのか分かりませんか??ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)笑 まぁ、オイラが考えたスローガンだしね。(笑)
ダブルベットを嫁入り道具として持たせる…
早く孫の顔がみたいからです。(´>∀<`)ゝ

Nさんも、気さくでトレンディな女性でした。
確か、親和女子大学卒でした。(ロザンの宇治原の、言うところの「まあまぁやね!」ってところでしょうか…(笑))

今度の見合いも、先方の希望でカジュアルな感じで良かったので、お見合いのその日に角松 敏生の神戸国際会館でのコンサートをぶつけてみることにしました。相手はとてもラッキー✌️だと思いますよ!オイラと見合いすれば、角松敏生が付いてくるんだし…

そしてコンサートは神戸国際会館で、開演17時でしたが、その開演時間に待ち合わせをするしかなかったんです。まぁ10分前には着けるだろうと思ってたしね。

その日は勤務先のエリア会議で新大阪の西中島南方にある、西武流通グループビルにいました。
会議終了が16時の予定なので待ち合わせの時間には間に合う…という算段です。

15時になってもダラダラとした会議は終わらず少し焦ってきました。
そして16時を軽く過ぎました。
新大阪から三宮まで約40分位掛かります。
完全に遅刻です!
この頃は当然、携帯なんてない時代…
彼女に連絡が取れません💦
私は会議中に意を決してエリア部長に、その旨を伝えました。
「部長!お先に失礼させてもらってもよろしいでしょうか?17時に見合いの相手と三宮で待ち合わせしているんですよ(> <)💦」と言うと、部長は笑って「いいですよ」と承諾してくれた。
皆に笑われながらも、とりもなおさず会議室から全速力で走って駅に向かいました。
駅に着いた時点で既に17時半💦


もうどうしようもありません(> <)💦
俺は三ノ宮に向かう電車の中で「どうか俺を待たずに帰っていてくれ!南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」と、唱えました。

新快速で三ノ宮に着いたのが18:30…
1時間半の大遅刻‼️でした。
さすがにもう待ってはいないだろう…と思いながら、待ち合わせ場所まで走りました。
国際会館の入り口から少し引っ込んだ所に一人の女性がいました。
佇まいをみる限り、見合いの相手です。
「おるわ!Σ(゚д゚;)何で1時間半も待ってんねん!」と胸の内で文句を言いながら、彼女と初顔合わせです。
言い訳はせずに、ひたすら謝りました。
「帰ってくれて良かったのに…」
彼女は「仕事ったんだからしかたがないよ!それに、角松のライブも観たかったし」と言いました。
一切、遅刻を咎められなかった。
咎めてくれた方が気が楽なのに…
しかしなんて「寛太・寛大なんだ!(*ˊᵕˋ*)ホッ」

俺は急いで彼女の肩に手をかけて会場に入りました。
救いは“Take you to the Sky high”には間に合いました💨
前日に予めら紙ひこうきを4機作ってたので彼女に渡して飛ばしました。
初めての体験で彼女は大はしゃぎで紙ひこうきを飛ばしてました。
2時間近くも待たされた事も忘れたかのように。
健気な女性です。

なんとかラスト30分位はライブを観れました。

ライブが終わりフラワーロードを横切る横断歩道を渡って三宮商店街に向かおうとしていた時に後方から「斎藤!」と声をかけられました。
連れ夫婦とその妹です。
「まったこんなな時に!( ー̀дー́ )チッ!!」

彼女は咄嗟に俺にこう言いました。
「私達、お見合いしてる事、内緒にして!テニスコートで知り合った、と言って」と、早口で言って来ました。
「皇太子と美智子さまの出会いかっ!心の声」
どうやら、見合いというのを人に知られたくはないみたいです。
ちょっとした女性のプライドでしょう。まぁ俺もですけど…(´>ω∂`)てへぺろ☆
その後、5人で軽く飲みに行きました。
当然、俺は言いつけを守って指示通り、テニスコートで知り合った事にしておきました。
「天地真理かっ!心の声」
飲みは適当な時間に切り上げ、彼女を自宅まで送りました。俺の家から車で10分くらいの豪邸に住んでました。
門構えが「徳川家かっ!」と言いたくなるような立派な✨ものでした。

Nさん「今夜はとても楽しかったです!」とっ言ってくれましたね。(((uдu*)ゥンゥン
彼女はとてもいい子でした。
それでも何かが違う…何かが足りない…そんな感じでした。色気💋かな~⋯🤔💭(笑)

もちろん結婚を考える相手ではなかったです。
その時は「また、会おう!」と言って別れました。俺は胸の内を書面にしたため、彼女にお断りの手紙を書きました。
とても自分が嫌になってきました。
それを最後にお見合いの話は、全て断るようにしました。
善良でとても優しい女性を弄ぶような男は最低です。
実際、弄んではないけどね。
それからというもの女性に対する意識は変わりました

“女性は誰であれ、いつの時も素敵!なもの”

                【通算成績 4戦 0勝4敗】
《お知らせ》
(笑)☺️Mast Go On❣️は、の付く日と3の倍数の日に投稿します。
 
「ちょっと飛ばし過ぎたかな?⭐(´>ω∂`)⭐」

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4件のコメント

貴重な体験をされたようですね
思うに、お見合いは「無難」からスタートが基本ではないかなと
特にその親御さんにとってはです
その後は徐々に色々な面を披露して行くのが王道ではないのでしょうか
でもお話し読んでると、サイチンさんにはそれは少し難しい様子ですね
相手に楽しんで貰うとか、そのサービス精神がアダになったようです
我が道を行く、貫く、をいつまでも忘れないサイチンさんでいて下さい

リロボーイさん、おはようございます。
何処のどなたかは存じあげませんが、いつもタイムリーなコメント、ありがとうございます。

「我が道を突っ走り過ぎて、振り返れば誰もいない…」なんてことにならぬよう、常に周りを気遣いながら、同調して歩いて行きたいと思ってます。

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