今日の1曲🎶🌟Amapola🌟🎻エンニオ・モリコーネ

なんて美しい旋律なんだろう〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。

先々週、三宮の朝日ブラザのシネ・リーブルで上映されていた『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を観に行こうとしたら、前日の木曜日で放映が終わっていた。残念だった!(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)シネ・リーブルの年間会員にもなったのに…映画は、「観たい!」と、思った時に行かないとこういう憂き目に遭いがちなんよね〜(TT)

2020年7月、世界は類稀なる才能を失った。

エンニオ・モリコーネ 享年91歳。1961年以来、500作品以上という驚異的な数の映画とTV作品の音楽を手掛け、アカデミー賞には6度ノミネートされ、遂に『ヘイトフル・エイト』で受賞🏆し、2006年にはその全功績を称える名誉賞✨にも輝いた。

「アカデミー賞なんて私には縁のないもの…」と、オスカーを諦めていたエンニオが遂に!アカデミー音楽賞を獲ったシーンは、ポロポロと涙が零れた(TT)「本当に良かったね!あきらめないで…」エンニオ87歳での初受賞🏆だった。
そんな伝説のマエストロに、弟子であり親友でもある、『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、5年以上にわたる密着取材を敢行。結果として、生前の姿を捉える最後の作品となってしまったドキュメンタリー映画を完成させた。

エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)は1928年11月10日にローマで生まれ、6歳のときに初めての作曲を経験。学生時代はクラシック音楽を学び、卒業後は演劇やラジオ向けの音楽制作を始めた。それと平行してRCAレコードのイタリア法人に編曲者として雇われた彼は、ポップ・アーティストへの楽曲提供もスタート。

1960年代中盤になると、イタリア🇮🇹の現代音楽シーンから注目され、実験的な即興音楽の作曲家たちにより結成されたグループ、グルッポ・ディ・インプロヴィザチオーネ・ヌオヴァ・コンソナンツァに参加。同グループでは、革新的なアヴァンギャルド音楽を制作した。

だが言うまでもなく、彼が最も高い評価を受けたのは、映画🎦のサウンドトラックの作曲者としてのワークスだ。モリコーネはその生涯で、映画やテレビのサウンドトラックを500作以上担当。特に、『続・夕陽のガンマン』『荒野の用心棒』など、セルジオ・レオーネが監督を務めたマカロニ・ウェスタン作品の音楽で名を知られるようになった。

『荒野の用心棒』(A Fistful Of Dollars)(1964年)
『夕陽のガンマン』(For A Few Dollars More)(1965年)
『続・夕陽のガンマン』(The Good, The Bad, and The Ugly)(1966年)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)
『ニュー・シネマ・パラダイス』(Cinema Paradiso)(1989年)
『マレーナ』(2000年)

この映画も良かったなぁ〜(*♡∀♡)

中でも俺は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』が好きだ!俺の歴代TOP3に入る映画だ。(1位はゴッド・ファーザー)ギャングものが好きなのかな?子供の頃、ちびっこギャングのアルファルファが好きやったし(*ノω・*)テヘ

ちびっこギャング アルファルファ

おそらく禁酒法時代のセピア🍂感というか、ヴィンテージ感が好きなんだと思う。そして素晴らしい作品には必ず、素晴らしい音楽♬が寄り添っているのだ。

1920年代初頭のニューヨーク。貧困街にいたユダヤ系移民の少年は、同年代の友人を得て禁酒法を利用した荒稼ぎを続ける。
そしてギャングに成長した彼は裏社会で、とある人物を裏切り、町を追われる。
それから30年後。彼は不審な手紙を受け取る…

1984年度のカンヌ国際映画祭では15分間のスタンディングオベーションを受け大絶賛されたが、後に劇場で公開されたものは製作会社側の不手際により酷評された。
しかし、後に公開された完全版は一転して賞賛を浴びた。
エンニオ・モリコーネの楽曲も英国🇬🇧アカデミー賞の作曲賞🏆を受賞するなど、旧友であるレオーネの遺作の高評価に一役買った。

公開日: 1984年10月6日 (日本)

監督: セルジオ・レオーネ

音楽: エンニオ・モリコーネ

出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、ジョー・ペシ、ジェニファー・コネリー、エリザベス・マクガヴァン

この作品の映像がたまらなく美しい。
1920年の時代のニュー・ヨークの街のビルの合間から見えるマンハッタン・ブリッジには鳥肌が立つ想いで観た記憶がある。
そして俺には、”男は友情を取るか、愛情を取るか…”をも考えさせられた映画だし、ガキの頃からの友人は生涯友人でいられるのか…そして男にとって“初恋の女性”は、生涯、特別な存在であり続け、忘れられないものなんだろうか…色々と考えさせられた映画であった。

デボラ(ジェニファー・コネリー)

時代背景、ストーリー、演技、映像、音楽と、そのどれもが素敵で、忘れられない映画となった。今でも、モリコーネの”Amapola“を聴くと泣きそうになる…(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)

しかし、この映画を誰と観に行ったのか、まったく!思い出せない…┐⁠(⁠ ⁠∵⁠ ⁠)⁠┌
映画は、90%は当時付き合ってた彼女と行くもの。誰だってそうやんね??
それが、誰かも思い出せない…ということは、それほど、俺は映画に入り込んでいたのかも知れないし、その日のオイラの頭の中は、”ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”の映像で一杯だったんだろうか…┐⁠(⁠ ⁠∵⁠ ⁠)⁠┌俺は男と男の友情物が好きやからね〜(^_-)-☆

この時代、俺は28歳で、もしかしたら彼女がいなかったのかもしれない。
映画が”禁酒法の時代”なら、オイラは”禁欲の時代”だったんだろう…(*ノω・*)テヘ

でも、映画は独りで観に行く方がより映画に入り込めるもの。
泣く時も思い切り涙を流せるし、Hなシーンでも俺の心の奥底に潜む欲望♡を見透かされる事もない(笑)
エンドロールが終わった時の…あの妙な無言の空気もないし(笑)ここで、絶対に言ってはいけない声掛けがある。それは「ほな、行こか‥」である。こんな興醒めな言葉はない。🥴

彼女が余韻に浸っているその時に、これほど不粋なセリフはない!「腹減ったな!なんか食いに行こか!?」なんてのは以ての外だ!
ちょっと気まずい沈黙は(別に気まずくはないのか…)映画の余韻に浸っている時間なんだから、そこで急に現実に引き戻すようなセリフを発してはいけない。
あの沈黙は、余韻に浸っているのと、おそらく夢の世界から現実に引き戻された時の虚無感に襲われているからだろう…

では、映画が終わった時、無言の彼女にどう声を掛ければいいのか‥その場の空気を壊さないとしたら、”気の利いた言葉”を掛けること…つまり、その映画の一番印象に残った台詞を真似るか、彼女が席から立つときに、そっと己の手を差し出す事…

いつまでも映画に浸っていてはいけない。自分の関心事は、素早く彼女に切り替えることが大事!

俳優の台詞を真似て、手を差しだすのが最もスマート✨そして手を差し出すような普段しない仕草をするのがいい。きっと彼女の笑顔が見られるはずだ。手を取り歩き始めた時に「いい映画やったな:D」と言えばいいのだ。こんな現実への戻され方ならきっと歓迎されるだろう。

「さぁ!これからは君がヒロイン👸だ!」

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4件のコメント

エンニオ・モリコーネといえば、「西部」劇。銃の撃ち合いや先住民族への迫害などのシーンも多く、規制の多い現代では残念ながら廃れてしまった。
現代の日本でも、80年代には一世を風靡した「西武」が消えようとしている。
昨年、セブン&アイグループから外資系ファンドに売却され、来月には今後の展開が決まる予定だ。
かつて「西武」を舞台に活躍した戦友達も次々と一線を退いていく今日この頃。
エンニオ・モリコーネの哀愁のサウンドは彼らの心にも深く滲みていくのではないだろうか。

アメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却するんやね。
池袋のランドマークというか、玄関だった西武池袋店が消えるのはやはり一つの時代の終焉という気がするね。
俺たちにとって西武は、仕事盛りの時期に勤務した職場で、やはり寂しはさは隠せない。
ヨドバシカメラ池袋店に変わるとはビックリ!
西武池袋店が消滅すると誰が想像したやろ。
俺は不沈空母やと思ってただけに驚きやわ!
渋谷から東急百貨店も消えてしまったし、コレも時代なんやろ。
神戸大丸だけは潰さないでおこう。

サイチンさん、さすが目の付け所が素晴らしいですね
ワンス・アポン・ア・タイムは素晴らしい映画だと僕も思ってますが、にもかかわらず、日本ではあまり高評価になってないのが残念です
今回の内容には賛同する話しがかなりありますが、長くなってしまうので控えます
一つだけ
取り上げてる「続夕陽のガンマン」、原題の通りの配役で笑えますね
ただクリント・イーストウッド役がthe goodと果たして言えるのかの気もしますが
この主題歌のイントロ部分はアメリカじゃ有名です
マイケル・ダグラスのウォール街2にイーライ・ウォラックが銀行の重鎮役で出演してるからか、携帯の着メロが続夕陽のあのメロディで鳴るシーンがあって、映画館にいた外人からは笑いが出ました 
日本人の方はシーンでしたけど
意味分からなかったのかもしれない
ウォール街2まだなら観てみて下さい

これだけでも長くなってしまいました
失礼しました

名悪役を演じたイーライ・ウォラックが、ウォール・ストリートに出てたんですか…
ウォール街は観ましたが、ウォール・ストリートは観てませんでした。そんなジョーク気付かないと何のために映画を観てるのかわかりませんね(笑)
プラトーンのオリバー・ストーンの、作品ですね?観てみますよ。
あの、口笛の着信音が流れたら笑えばいいんですね?(笑)

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