今日の1曲🎶🌟Tomorrow〜”映画🎦Annie/アニー主題歌”🌟

♪夏が来〜れば 想い出す〜♪『ミュージカルANNIE♬』の季節がやってくる。

本来、オイラは子供の演劇はあまり好きではない。一生懸命な子供のオーバーな演技が何故か苦手なのだ。(⁠ ⁠・ั⁠﹏⁠・ั⁠)

しかし、この動画にあるアニーの舞台裏のドキュメントを観て感銘を受け、近鉄劇場に観に行ったのだ。もう随分前になるなぁ〜🤔

そんなアニーも、2020年からコロナ禍で中止になっていたが、今年の夏、4年ぶりの2幕フル・ヴァージョンで上演される事になった。

オイラが観に行ったのは1995年の上演で、アニー役は、前田織里奈👧オリバー・ウォーバックス役、大和田伸也、アガサ・ハニガン役、今陽子、ミランダ役 、ヒロコ・グレース他。

【あらすじ】

1933年、ニューヨーク。孤児院で暮らす、赤毛の少女アニー。孤児院には父親や母親を亡くした子供たちが、たくさんいます。ただ、アニーの両親だけは、まだわかりません。『すぐに引き取りにまいります』という、自分が赤ん坊の頃に書かれた両親の手紙・・・・・その言葉を信じて、アニーは11年間支えにしてきました。しかし、いつまでたっても両親は迎えに来てくれません。ついに、アニーは孤児院を出る決心をします・・・・

ミュージカル”アニー”を観た人、どれくらいいるのだろうか…アニーは知ってはいたけど特にミュージカルを観たいとは思わなかった。ミュージカル自体、あまり好きではなかった。劇中で、脈略もなく突然、歌い出したり踊り出したりで、ストーリに乗っていけないからだ。

それでも、ブロードウェイミュージカル、デューク・エリントンの『Sophisticated Ladies』は観に行ったけど、とても素晴らしいものだった。

この『アニー・メイキング』を前田 織里奈のアニーの舞台を是非とも観てみたい!と思った。それにしても、アニーほどキツい練習はなかなか無いだろう。アニー役と言えば、元検察官で、現国民民主党の山尾志桜里議員がいる。

2年連続アニー役を演じたのは山尾志桜里さん(菅野志桜里)と西部里菜さんの2人だけ。映像の中に、第1回、第2回に名前がテロップで流れてる。

とにかくこの合宿練習がすこぶるキツい!演出家の篠崎氏の指導中の叱り方がキツい! 今の時代ならパワハラで、ステージママに訴えられてもおかしくない。

アニー役のまだ幼い女の子を本気で叱るのだ!それだけアニー役を務めるのは大変なのだ。人は、大金を払って子供のお遊戯を観に来るのではない!ミュージカルを観に来るからだ。

アニー役の女の子は皆、強く叱られてポロポロと涙を流す(TT)。プロの舞台に上がるということは、生半可な事では務まらない、という事を知った。まだ小学生の女の子を叱咤する篠崎氏は、一人の子供としてではなく、一人の演者として彼女達を見ている。まさに、プロフェッショナル!そして、この厳しいレッスンを耐えてこそ、晴れて✨アニーの舞台に立てるのだ。どの娘も通る厳しく辛い試練なのだ。

俺は前田 織里奈ちゃんの演技に魅せられた!釘付けだって。👀‼️篠崎氏にきつく叱られた後の演技にだ!そのクライマックスとも言えるシーンで遂に、彼女が前田織里奈からアニーが生まれた瞬間だった!思わずもらい泣きをしてしまった。。゚(゚´Д`゚)゚。その篠崎氏とのやり取りから、アニーに憑依した彼女の演技の一部始終を見ていた周りのベテラン俳優たちも皆、泣いていたのだ。

大和田伸也やヒロコ・グレース達の胸に迫ったのだ!驚いたのは、鬼の演出家、篠崎氏までも涙を誘ったのである!(@@)俺はそのシーンを観て、どうしても彼女のアニーの舞台を観たくなったのだ。舞台よりも先にこのメイキングがTVで放映されていたから。

アニー役に抜擢される人物はやはり、特別な女の子なんだろう。そして、その数ヶ月間の厳しいレッスンに耐えてこそ、プロフェッショナルな若き女優になっていくんだろう。 心に”強い芯が入る!”とでも言うか…それもすぐ折れるBやHBではなく、2Hや3Hのなかなか折れない強い芯だ!もし自分に娘がいて『アニー』を見せたとして、娘が「アニーに成りたい!」と言ったらどうする?🤔このメイキングを観せるかな…それでも「オーディション受けたい!」と言ったら?受けさせてみるか…もし、オーディションに落ちたなら『普通の子』受かったなら『優れた子』配役がアニーなら『神の子✨』なんだろう。それがもし妹だったなら…「お兄ちゃん!あたしアニーに成りたい!」とでも言ったなら、俺はこう言うだろう。「お前は、アニー(兄)にはなれないんだよ⁉だって、妹なんだから…」そしたら妹はこう言うだろう…「アホなの⁉」(⁠눈⁠‸⁠눈⁠)「全然すおもしろくない!」

やはり女性は強い!そして目標を達成する為に、耐えることを知ってる。後に彼女はこの時の事をこう語っている。

【前田織里奈 談】

メイキングの演出上「鬼の演出家」と言う風に見えていた篠崎光正先生。確かに厳しい方ではありましたが、本当はとっても優しく人間愛に溢れている先生なんです。先生は「叱る」事はしても「怒る」事はしなかったんです。この違いわかりますか??「叱る」というのは間違っている事を改めさせる事。「怒る」というのは怒っている人、本人の感情で吐き出す事。先生は絶対自分の感情で怒る事はしませんでした。今、自分が子供達を教える仕事に携わるようになって先生の凄さが今更ながらわかりました!と、語った。

演出家冥利に尽きる!若き舞台女優からの感謝の言葉だ。”愛ある指導”って今では少なくなったのではないだろうか。

しかし、アニーに出演した女のコの、その後スターになった人はほとんどいないのだ。岩崎ひろみさんが一番有名で、ポリー役の蒼井優さんくらい。『アニーに出演しても有名女優になれないない!』という、都市伝説的なフレーズが囁かやかれているのかも知れない。あれだけキツイ練習で少女たちは懲りたのか…トラウマになつてしまうのか…それは解らないけど、やりきった千秋楽での公演後の達成感✨は、ハンパない!と、思うけどなぁ〜(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)もしかしたら、バーニング症候群(燃え尽き)に、襲われるのかもしれないね。

俺は、アニーを観てから、部下へ失敗に『怒る🤬』ではなく、『叱る😬』にするようにした。今までなら「おんどれぇ〰️‼️ちゃんとせんかえ〰️‼️🤬」から「○△さん👩、確認はちゃんとしようか!2度と同じミスしないようにな!🥴」「で、今夜飲みに行く??🤠」

それ!ソフトなセクハラ💙やないかーい!(⁠☞゚⁠∀゚⁠)⁠☞