【ストーリー】
川嶋碧(今井美樹)は、ファッションブランド『ディオン』でプレス担当として働く35歳で独身。亡くなった母親が大切に着ていたシルクのブラウスが、何年経ってもその美しさを保ち続けていく事から、碧は物を大切に語り継いでいく事、ブランドの重要さを学んでいた。自分の仕事に誇りを持っていたが故に、若者がブランド志向で服などを身に着けていることに抵抗感を覚えており、常にブランドの本質を求めていきたいと思っている。
そんな彼女の前に、25歳の神崎宗一朗(市川染五郎)が、中途採用の新入社員として現われる。茶道家の一人息子である彼と最初は事ある毎に衝突するが、彼の自分の運命を受け入れようとする強さに、碧は次第に上司と部下の違いを乗り越えて徐々に魅かれていく。
⚪心はロンリー気持ちは「…」(1986年フジテレビ)
⚪意外とシングルガール(1988年TBS)
⚪想い出にかわるまで(1990年TBS)
⚪あしたがあるから(1991年TBS)
⚪もっと、ときめきを ふたりまでの距離(1992年日テレ)
⚪ブランド(2000年フジテレビ)
⚪冬のサクラ(2011年TBS)
オイラは、長年今井美樹のファンで、上記がオイラが観たドラマだ。
なんとなくドラマが観たくてFODを何の気なし探していたら『BRAND』が目に止まった。これはミレニア厶に入って一発目!のドラマだったんでよく覚えてる。今井美樹のドラマの中でも一番好きだった。何がいいって今井美樹はもちろんの事、神崎宗一郎役の松本幸四郎(旧:市川染五郎)がいいのだ。🤩 流石は名門✨高麗屋の歌舞伎役者であり、松たか子のイケメン兄やしね。
特に第二話&三話の神崎宗一郎がいい。(≧▽≦)年上の上司の碧(今井美樹)が、10歳も年下の、実は茶道家の御曹司の部下、神崎(染五郎)にギャップ萌え❤してしまう気持ちが男の俺でも解る。お茶会のシーンでは、宗一郎の所作が美しく、男でも見惚れてしまうだろう。
女子はGAPに弱い!例えば、ヤンキーなのにピアノが巧い!とか、ボンボンなのに喧嘩か強い!とか‥部下の神崎が気になりだした時の蒼(今井美樹)の表情がとてもいい!🤓三十路半ばの女性が恋する表情にリアリティがある。
おそらくこのドラマを女子が観たら、染五郎に恋をしてしまうかも知れない。🥰それほど染五郎が輝いている✨ドラマだ。第7話の神崎(市川染五郎)が堀口(吉田栄作)と一緒の碧(今井美樹)に、居酒屋で告白するシーンがとてもいい!告白して踵を返して店を出ていく時に、店の客みんなに拍手👏👏されるシーンがいい!ただの男が、漢になった瞬間だ!
自分の事を引き合いに出すのは憚れるけど、俺も一人の女性を世話になっていたG先輩と同時に好きになって、神崎と同じように先輩に宣戦布告!したことがある。それが好きな先輩だからこそ、抜け駆けはしたくなかったのだ。先輩とファアーに戦って彼女を勝ち取りたかった。その戦いには俺は勝ったけど、G先輩とはその後も良い付き合いをしてもらった。G先輩もカッコいい男だ!(笑)お互いとても清々しい気持だった。
吉田栄作もとにかくカッコいい!あんな風に、堀口(吉田栄作)にプロポーズされたら、どんな女も落ちるよな。神崎と堀口のようないい男に告白される碧は幸せな女性だ。碧にプロポーズして振られた堀口(吉田栄作)が少し可哀想に思えてしまった。あんなにいい男なのに、何かにすがりたい時があるのだ。そんな弱い自分を聖母のような温かい気持ちで受け入れてくれる女性が欲しくなるのだ。
碧(今井美樹)が劇中で着ているニットが品も良くとても素敵だ。🤩今井美樹は、『Julius Dion』のプレスで働くチーフの役だけど、モデルになっているブランドは明らかに『Dior』だし、バッグや服も『Dior』だ。
今はこんな面白いドラマがホント少なくなった。これぞトレンディ・ドラマ!って感じだ。音楽、演者、ストーリー、ファッション、会話のどれもが魅力的だ。(*˘︶˘*).。*♡ 神埼と碧の言い合いになるシーンが時々出てくるけど、それが素晴らしい!田渕久美子さんの脚本の力やね。ハート💛がコンチェルトを奏でるドラマだ。(*˘︶˘*).。*♡
果たして俺には『覚悟はあったのか…』そして今でも『覚悟を持って生きているか…』改めてそんな事を己に問いたくなるドラマだった。
とにかく年下男子が大好きな女性必見です!🥰
時に、胸が一杯(TT)になったりする。特に第三話が感動的!( ꈍᴗꈍ) 神埼と堀口、DionとAngelaのフェアーな戦い…そんなサブ・テーマがあったような気がする…( ꈍᴗꈍ)上質なドラマだ。
この、ドラマのメイン・テーマは、『自分は一体何故生まれてきたのか…自分は何者で、何の為にここに居るのか…』『覚悟を決めた生き方が出来ているか…』という事がメイン・テーマなんだろう。タイトルの『BRAND』は、ダブル・ミーニングで、ファッションの”BRAND”と、家柄の”ブランド”とが、掛かっているようにも思える。
『ブランド』を守らなければならない!というコンセプトで、なんとなく結末は読めるけど、とにかくとても面白いドラマだ。観たら自分があの頃に戻ったような気分になるドラマですよ。そして何より清々しい✨気持ち( ꈍᴗꈍ)になれる愛情に満ち溢れたドラマだ。(*˘︶˘*).。*♡
作詞:岩里祐穂 作曲・編曲:布袋寅泰
今井美樹の柔らかい歌声が癒やしを与えてくれる…
故.篠山紀信さんと…
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2000年1月13日フジTV放映
脚本:田渕久美子〜大河ドラマ『篤姫』連続テレビ小説『さくら』等…
《キャスト》
川嶋碧(35) 今井美樹
神崎宗一朗(25) 市川染五郎(現・十代目 松本幸四郎)
森山由里(24) 佐藤藍子
海道奈美子(25) 北浦共笑
青井和巳(33) 梶原善
宇津井健(特別出演)
神崎丈太郎(56) 平泉成
日向遥子(52) 江波杏子
堀口一仁(34) 吉田栄作